一年後は?

大和、夏期講習後半が今日から始まった。

昨日はため込んでいた宿題を深夜までやっていたようだ。ペース配分を考えてコツコツやるタイプではないのでこれはいつもの事だ。次の組み分けテストは前半の全範囲からの出題だが、メインは前半最終授業の内容だろう。でも理社だけはザッと全範囲復習させよう。クラスは正直どうでもいい。Sコース残留なら気分が良いというだけのこと。小規模提携塾なので先生も周りの生徒も変わらないので。

それより、5年生の後半は算数が飛躍的に難しくなるのでここが一つの勝負どころ。今のところ比を上手く使えているので適応は出来そうだ。後半はどれもこれも比を使う問題ばかりだからだ。5年で全範囲を終え、6年生の前半でどこまで演習を積めるか。6年生の夏の時点で最難関に手が届きそうかどうかはっきりするだろう。一年後が楽しみだ。

ホーム・アローン

旅行の最終日の8月11日に妻、大和、武蔵を妻の実家に送り、17日まで一人だ。旅行中、大和にはほとんど勉強をやらせなかった。楽しんで欲しい気持ち70%、自分も疲れていたのが30%といったところか。やらせたのは算数の比を使う問題だけ。図形、速さ、割合、倍数変化算など。非常に良く理解していた。今頃もきっと勉強してないだろうな。8月の後半はさすがに頑張ってもらおう。前半のサボりと、後半の夏期講習のため予定していた分量の勉強は全く出来ないので、最低限の内容を選んでやらせてみる。その内容選定が本当に大切になる。

根尾選手、黒部ダム。

今日は黒部ダムに行った。大変だった。

この夏休み、甲府木曽福島、高山、白川郷、富山を経由し、黒部ダムと廻り現在は長野に居るが、黒部ダムって大町から行くほうがずっとずっと楽なんだと知った。まあガイドブックで分かってはいたが、まさかこんなに違うとは。大和と武蔵は遊び放題で夏休み満喫しまくっている。明日は松本から小諸へ抜けるか、戸隠にも寄るか。以前戸隠に行ったことがあり子ども達はまた行きたいと言っているが遠回りになるのでどうしようか思案中。早起き出来たらね。

ちなみに白川郷のお土産屋のうちの一軒、なぜか大阪桐蔭の応援グッズが飾られていた。聞けば大阪桐蔭の根尾選手の叔父さんとか。色々話をしてサービスもしてもらいました!根尾君、プロに行っても頑張って!

夏休みの始まり

今日から家族の夏休み。本日は甲府で一泊。

要害山始まり麓まで、あとは武田神社甲府城

今日はそれで精一杯。明日は信州へ行く予定。

大和、肝心な勉強は全くなっていない。勉強道具は持って来ているものの、まあやらないだろうなぁ。しかし去年も感じたことだが、少年の夏休みは尊重してあげたいなぁ。

昆虫展

今日は大和、武蔵、そして大和の塾のお友達と自分の4人で上野の昆虫展に行った。猛暑および激混みでさすがに辛かった。朝から出掛けて帰りは夕方、かなり疲れた。帰宅してさらに遊んで西郷どんを観て、というわけで、今日は全く勉強していない。さらにその後、昆虫探しに出掛け、カブトムシ系は見つからなかったが、セミの幼虫を発見、捕獲し自宅の武蔵が栽培しているピーマンの根元に放すとその後ピーマンの葉の付け根で脱皮を始めた。脱皮を最後まで観るのは大変なので途中で切り上げたが、子ども達には貴重な経験になったと思う。不完全変態をまざまざと目に焼き付けたことだろう。明日からはまた夏期講習、思うところはあるが、まあ楽しんでおくれ。他のお友達にお土産持って行くの忘れるなよ!

無駄に長い夏期講習

大和、昨日から本格的に夏期講習が始まった。

長い、いや無駄に長い。

9時から16時過ぎまで拘束され、帰宅は17時前。

これでは疲れ過ぎて自宅学習が出来ない。

夏期講習のテキストを見ると、前期の復習と少しの新しい分野という内容。算数は比が入っている。復習はもちろん大切だが、もう十分分かっている問題の解き直しは勘弁。そもそも復習は前期のテキストで自分でやるつもりだったので、塾でそこまでやってくれなくても良いんだが。比は最重要項目なので、これを重点的に適宜復習を混ぜる方が内容としては優れていると思う。大和の通う提携塾は季節講習が必須なので不参加は許されない。でも来年は考えてしまうなぁ。もともと塾はペースメーカーであって重要なのは家庭学習と考えているので。そもそも正直、どの科目の先生もパッとしないしなぁ。

思っていた以上に家庭学習に時間が取れないので、かなり要領よく問題選択、学習計画を練らなくてはならない。


S3へ

うーん、大和、やはり謎だ。

算数では速さに苦しみ、組み分けの週は金、土と学校のお泊まり学習に行っていた。

直前の追い込みも出来ないうえ、得意?の算数も不安のまま組み分けに突入したにもかかわらずS4からS3への謎のクラスアップ。

算数150点台、国語120点台、理科70点台、社会70点台、合計420点台半ば、4科目で200番台前半、偏差値66台。もう少しで100番台、S2まであと一歩というところだった。

試験後の感想。算数は150点くらいかなぁ、国語は50点くらいだよ、やばいよ。理科は難しかったなぁ、70点くらいかなぁ、社会は時間がギリギリで70点くらいかもと。前回と同様、国語の予想が外れ過ぎる。二回続けていい方に転がっているが、これだけ予想と違うのもよろしくはないだろう。しかし、国語は自宅学習らしい事を全くやっていないにも関わらず点数が取れている。危険な兆候だ。漢字は6問も間違えており、手放しでは喜べない。まあCコースで夏休みを迎えるよりは精神的に良かったのかもしれない。

また頑張っていこうと思う。

速さに苦戦

大和、算数は速さに泣かされている。

うーん、センスは無いな。

パターンは決まっているのだが、定着しない。

要するに、①直線の出会いで、スタート地点が同じか違うか、②円の周回で同方向か逆方向か。

どちらもN回目に出会う時間、スタートからの位置が求められれば良いだけ。もっと言えば円の周回は円をちょん切って直線に変えても構わない。でもあれこれ言うと混乱しそうなので今回は黙っておく。

まあ思う存分試行錯誤しておくれ。

今週末は組み分け。速さの理解度からするとSコース落ちしそうだ。でもそれもいいかも知れない。

夏休み、算数は演習問題集上総復習と早稲アカ上位校への算数、理科は予習シリーズ上読破と演習問題集上総復習、国語は予習シリーズ上下、応用問題集上の問題文を全て読む(問題は解かない)、社会は予習シリーズ上の読破とZ会の3、4年都道府県、5年問題集をやる。あとは塾の夏期講習と宿題。先取りは出来る感じでは無い。これらを最低でも終わらせたい。組み分けは楽しんでおいで。


S4のまま

大和、組み分けテストはかなりボロボロだった様子。しかし、先ほど結果を見たら300番台後半、S4でクラス変更無しだった。各科目とも特別出来たものはなく、こんなものかなぁという印象。

算数150点台、国語100点台、理社ともに80点台。

算数、もうちょっと取れるだろうよ、理社もさ、っと思ってしまう。国語は大和にしてはかなりマシな方か。国語は自己採点もせず50点くらいかもなんて言っていた。それが100点台?もう当てにならん。今月もだらけ気味だったから仕方ないのだが、一体いつからエンジンかかるのだろうか。全体の成績も大切なのだが、算数でもっと上位安定して欲しい。今週から速さに入る。まだ比を使う解法ではないようだが、差のつく分野なので頑張らないと。

もうすぐ組み分け

最近の大和、普通。

第14回週テストはSコース406人中200番台前半で

偏差値49.××、だった。

どの科目も特徴のない点数であったが、Sコースに上がった当初の通り、やはりある程度ロースコアでの争いだ。

先日の全国統一テスト、国語以外の自己採点、算数108点、理科80点、社会88点とのこと。国語は採点したくないらしい。まあこのテストは祭りみたいなものだからどうでもいいが。

ぼちぼち組み分けがやってくるが、自然体でやるしかない。コース維持出来れば良いが落ちたとしてもSコースの様子は分かったので問題はない。

毎週月曜発売の少年ジャンプが愛読書となっているが、恋愛モノや下ネタなども少々あり、精神年齢アップにはいいかなと思っている。

組み合わせ

今週の算数は組み合わせ。

パラパラと予習シリーズをめくってみると、点と直線の問題があった。高校数学では場合の数の中でも対応と呼ばれる範疇だ。予習シリーズの問題は、ある直線上に3点、別の直線上に4点があり、これら7つの点を利用し何個の三角形が出来るか?というもの。

まず7点から3点を選ぶので7C3(コンビネーション)で35個。次に直線上の3点を同時に選んでも三角形は出来ないので、3点を含む直線3C3の1通り、更に4点を含む直線から選ぶ3点、4C3の4通りを除き、35-1-4=30個が答えになる。この問題を見て、今週は突き放しモードなのだが、つい応用編を出したくなった。というより、昨日出してみた。以下がそれである。


平面上に11個の点がある。この11個の点を結び直線を引いていったところ、48本の直線が引けた。

(1)3つ以上の点が同一直線上にある直線は何本あるか。

(2)これら11個の点を用いて三角形は何個出来るか。


大和、初めは何だこれ〜?と言っていたが、11個の点から本来なら何本の直線が出来るの?とヒントを出すと、一気に解いてしまった。あぁ、これなら大丈夫だなと思った瞬間だった。


(1)11個の点が3つ以上並ばない場合は11C2で55本の直線が引ける。しかし、実際には48本なので7本少ない。この7本は3つ以上の点が同一直線上に来るためだ。

試しにある3点が同一直線上に来たとしよう。この場合は直線は1本しか引けない。もしこの3点が同一直線上になければ直線は3C2より3本引ける。つまり、3点が同一直線上にある時は3-1=2で直線が2本減る。7本減らすためにはあと5本減らす必要があるが、他の3点を同一直線上に置いても5本は減らせない。

次にある4点が同一直線上にあるとしてみる。

4C2より、もし4点が同一直線上になければ6本の直線が引ける。しかし、4点が同一直線上にあると直線は1本しか引けないため、6-1=5で直線は5本減る。出来た! 3点と4点が同一直線上にあるような二本の直線で7本減らすことができたのだ。

ちなみに5点も試しておく。この場合は5C2=10となり、10-1=9、つまり9本減ってしまうため、いきなりオーバーとなる。

(2)ここまで来れば簡単だ。11点全てが同一直線上にない時、三角形は11C3=165個できる。しかし、実際には3点が同一直線上にある直線と4点が同一直線上にある直線がある。3点の方の直線からは3点を選んでも三角形が出来ない。これは3C3=1通り、4点の方の直線からは4C3=4通りの選び方で三角形が出来ない。結局165-1-4=160個が答えとなる。


これは以前に熊本大学で出題された入試問題である。ちょっとヒントは出したが、大和はこれを完答したのでちょっと感心した次第である。今週はもう本当にこれ以上関わるのは止めよう。


第12回週テスト結果

先日、気合いが足りないと嘆いた週テスト結果。

四科で200番台前半、偏差値50超え。こんな点数で?  算数50点台(見直し出来なかったため、ミス連発、自宅で解き直すと90点越え。まあ時間内に直せないのが今の実力というもの)で200番台前半、国語60点台で珍しく200番台前半、理科50点台で200番台前半、社会60点台で100番台後半という内容。前回の所感と同様。やはり応用はSコースと言えども半分くらいの子はしっかり出来ていない。特に算数にそれが言えるだろう。今後は更に応用をこなしていくことで全体のスピードアップを図り、点数の底上げをしたい。

今週は本人を突き放しているが、これが意外と良いかもしれない。理解出来ないところをピンポイントで母親を通して質問状が来るようになった。成績に結びつくかどうかは分からないが良い傾向の気がする。

悔しがらない

ずっと大和のことばかりになってしまっていることを反省しつつ。

大和、本当に悔しがらない。

本音は分からないが、少なくとも表面には出ない。これが究極の負けず嫌いなら良いのだが。

今回の週テストも勉強不足ながら、それなりに自信があった(オヤジ的に)のだが惨敗。まだ成績は不明ではあるが。

しかし、全く悔しがる素振りなし。

同じようなお子さんをお持ちの方もいらっしゃるだろう。一体頭の中はどうなっているのか。

自分が子どもの頃はもっともっと悔しがっていたものだが。

不安は大きいが、1ヶ月くらい大和を放置してみようと思う。親にとっても1ヶ月は短くないが、子どもにとってはかなり長いだろう。しかし試すなら今が良い時期だろう。

そう思って大和に1ヶ月くらい自分でやってみろと言ったが、1週間にして〜と。

週テストや組み分けテストごときで親が一喜一憂してはいけないが、さすがに本人には悔しさくらい出してもらいたいと願ってしまう。

かつて広島カープ黒田博樹は言った。

気持ちだけでは勝てない世界だが、気持ちがなければ勝てない世界、と。

Sコース所感

大和、先週はSコース昇進後初の週テストだった。算数はつまらない間違いが多く60点台だったが100番台、国語は400番台、理科300番台、社会100番台で四科合計では300番台前半だった。現在S4なので、その通りの順位なのだが、やはり、という気付きがあった。この程度の算数の出来で100番台だったという事である。Sコースの問題は基本もあるが、明らかに組み分けテストよりも難易度は高く設定してあり、別のテストと言ってよい。この程度の出来で上位25%位になるという事は、基本レベルを上手くこなしてSコースという子どもが半分位はいるという事だ。最上位層は組み分けと何らからわない顔ぶれだが、その他はかなり入れ代わりがあるようだ。やはり組み分けに翻弄されない事が大切であると感じた。言い換えれば、最上位鉄板組以外は本番で足元をすくわれる可能性があるだろう。今後Cコースに落ちることもあるだろうが、難関対策を継続していこうと思う。

立体図形

大和、今週の算数は立体図形。

と言っても複雑な切断や断面の形状が問われたりする問題ではない。錐体やちょっとした展開図や回転体の問題だ。まだ比が使えないので難問は出題されるはずが無い。大和、思っていた以上に展開図を頭の中で立体に組み立てることが出来ているので驚いた。

この分野では計算力とある程度の立体イメージが必要だが、肝は正確な図の解釈だ。

計算に関しては3.14をむしろπに置き換えてしまう方がいい。途中で計算しない方が良いし、一々3.14を書くのは時間やスペースの無駄。最後に3.14を掛けるが、例えば269×3.14が残ったら200×3.14+60×3.14+9×3.14とやれば全て暗算となる。もちろん6×3.14や9×3.14の結果を覚えておくことが大前提ではあるが、これは自然と頭に入っていることが多いだろう。

立体のイメージはある程度で構わない。完璧にイメージしようとすると勉強が停滞する。展開図を見て、どの辺とどの辺が一緒になるから…と考えられれば十分だ。高さがどこに来るのかが分からないこともあるが、これは三垂線の定理を教えずに問題を出しているから仕方がない。これは別個に教えてあげれば何のこともない。ショボい定義なのだが、知らないとそこがなぜ垂直と言って良いのか説明出来ないこともある。

そもそも立体はイメージすることよりも如何にニ次元で考えられるかの方が重要だ。微積分を学習するとそれが痛いほど分かるものだ。

来週以降は場合の数が続くが、これも非常に重要な単元だ。教えたいことは山ほどあるが、点数に結びつかないと本人のモチベーションにも影響があるし、塾の先生の目もあるから程々でいくつもり。