ケアレスミスとは?

大和、撃沈だった。

理解は悪くなかったが演習不足がそのまま結果になった。

特に算数と理科が沈んだ。もちろんケアレスミス。でもこれは実力なのだ。

もう20年以上前のことになるが、私は某進学塾でアルバイトをしていた。

そこに全国ランカーの6年生が二人、5年生が一人いた。この三人、タイプは違ったが、試験には大きな共通点があった。何度か試験監督をしているうちに気付いたのだが、まず三人とも解くスピードは凄まじかったがこれは当たり前。何に気付いたのかと言えば、とにかくミスっている。今回はさすがに厳しいだろうと思って見ていると、解き終わってからどんどん直す。そして時間ギリギリでほぼ正解にたどり着く。これの繰り返しだった。

なるほど!

こんなに出来る子達でもこんなにミスってるんだということ。つまり、出来る子達もミスをしている。でも彼らは時間内に修正する能力があるのだ。だからケアレスミスは実力なのだ。

もっともっとスピードを磨いて応用問題に対応出来る力をつける事でミスは減らせる。

勝負はこれからだ、大和、頑張ろう。


因みに国語は読解の特訓の成果が早くも現れた。これだけは救いだったー。