中学受験

そもそもなぜ中学受験をするのか。

ご家庭によって様々だと思う。

中学受験自体に賛否があるので、なぜに対する答えなどないと思う。

ではウチは?

ウチに関しては、私自身の経験が大きい様に思う。いや、自分のオヤジの影響が大きいのだ。

自分のオヤジは昭和16年生まれなのだが、そんなオヤジがなんと中学受験経験者なのだ。

広島の田舎、尾道で生まれ育ったオヤジなのだが、受験などする気はさらさら無かったらしい。しかし同級生に一人、受験をしたいので放課後、特別授業をして欲しいと先生に頼んだ少年がいたそうで、その少年を教えるついでに、成績が良かった?らしき自分のオヤジも先生から誘われて一緒に放課後勉をしたのだと。その結果、広島大学附属福山中学に合格し、進学することになった。ちなみに、件の少年は不合格だった。

だからと言ってオヤジが自分に勉強を強要してきたことなど皆無だったが、そんな話を何となく聞かされていたことや、やはり広島在住の幼馴染のいとこが広島学院中、広島大附属中、修道中に受かったなんて話を聞かされたりしているうちに、自分も受験したい!、となってしまったのだ。

でもそう思ったのは小6になってからで、そこからでは時遅し、いや、能力的にダメダメで中学受験は失敗。昔にも書いたが、慶應中等部と早稲田中を受験、見事に落ちたのだった。

その後、地元の公立中に進学し、高校受験では以前にも書いたかもしれないが、開成、慶応義塾慶應志木早大学院渋谷幕張、地元県立などに合格、東京学芸大附属は不合格で、地元県立に進学した。

そんな経験もあるので、大和には高校受験からのリベンジでもいいと思う気持ちもあるのだか、大和にとってはそれどころではないだろう。

子どもの中学受験に寄り添っていると、何だかすごく心が狭くなってしまいがちだが、自分の経験を鑑みると、そんなにカリカリしなくもいいよな、と思うとこもある。あと7-8ヶ月、どうなるのか全く分からないが、大和と楽しい時間を過ごしたいと思う。